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釜ヶ崎解放2017年2月28日号

ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法、生活困窮者自立支援法、生活保護法などなど、実情に即した施策を可能とする根拠法がありながら、運用が古い方法を引きずっているため、失業・野宿対策が進まないというあいかわらずの主張です。

実際に路上にいる人を包摂する施策が今より進まない限り、同じことを手を変え品を変え、くどく言い続けることも、ちょっとした技術かなと思います。

これらの法の柔軟な運用を巡る課題については、改めて今春、厚労省・国交省・自治体に対する提言を準備する予定です。




今夕、大阪府・大阪市交渉!

18時半より ふるさとの家(三角公園東側)

 

特掃拡充!・越年対策ふりかえり・白手帳締め付け問題など

実情に即した、野宿しないでよい就労・生活の仕組みをつくれ!



 仲間たち!

 

昨年の秋期闘争の内容を踏まえ、より詳細な内容の要望書を、反失業連絡会、越冬闘争実行委員会が、1月4日、要望書を大阪府、大阪市に提出した。裏面にその要望書をのせているので、ぜひ見てほしい。

 

国・府・市は時代を画する失業―野宿対策に今こそ取り組め!

いま、野宿を強いられている仲間の高齢化・野宿の長期化は、緊急事態と言ってよい。片やゼネコンは昨年度の決算であるが、過去最高益を更新するなど儲け倒している状態だ。今年度以後もオリンピックの需要がゼネコンの利益をけん引していくと予想されている。

 

しかし、釜ヶ崎に仕事の増加はない。高齢や「道具がない」「技術がない」などさまざまな理由で、仕事の来ない寄り場で耐えしのばねばらなない。この現実をはねかえそう。

 

働いて暮らしたいと願う気持ちを支える就労対策を、われわれは求める!高齢だからといって切り捨てられない釜ヶ崎を! 55歳以下の労働者には働きながら技術を身につけられる給付付き職業訓練を!

 

生活保護制度・生活困窮者自立支援制度・求職者支援制度すべてについて、釜ヶ崎の実情に即した運用を求めていこう。行政が縦割りを廃し、すでにある制度を柔軟に活用すれば、野宿しなくともよい釜ヶ崎はできる。その一つが、要望書で提案している特掃での就労と生活保護の住宅扶助単給との組み合わせだ。

 

簡単にいうと、特掃の就労をしていて、いろいろ収入を足しても、アパートに住めない場合、住宅費は行政が支援するということだ。特掃で働いているのだから安否確認は今の生活保護ほどケースワーカーががんばる必要はない。病気や体力の低下で働けなくなったら、普通の生活保護に切り替えやすい仕組みだ。

 

ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法の延長を求めよう!

たくさんの制度を釜ヶ崎の仲間・野宿の仲間のために役立たせる柱となるのが「ホームレス自立支援法」だ。この法律が就労対策や生活保護の活用をうたっているから、この15年間不十分ではあるが、対策が行われてきた。

 

まず8月に迎えるこの法の期限切れに反対し、法延長をかちとって、緊急を要する就労・生活保障制度の実現を求めていく足がかりとしよう。

 

大阪府・大阪市交渉にあつまろう!

今日は限られた時間の中で、たくさんの課題について話し合う。もちろん今回だけの交渉で終わらせることはできない。メーデーを挟んで夏にわたる反失業闘争のスタートになる。団結をうち固め粘り強く闘っていこう!18時半、ふるさとの家にあつまろう。

 

 

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